>福島県内の企業への転職を考えたとき、「年収」を重視して求人を探す方は多いのではないでしょうか。
「転職して年収アップさせたい」という方は、福島の平均年収と自身の年収を比べてみましょう。
今回は、福島県の平均年収について年齢や業種別に分けて分析します。
また、福島県内に本社を構える高年収の企業もあわせてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

福島県の平均年収を全国での順位に加え、性別・業種・年齢といった項目別に分析してきます。
※労働者の賃金について厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」をもとに、算出しています。
福島県の平均年収は415.7万円で全国32位。
都道府県別のランキングの上位は首都圏、中部、関西の三大都市圏が占める結果となりました。
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参考:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査」の一般労働者と都道府県別「福島県」のデータを基に算出
平成24年から令和元年までの福島県の平均年収を見ると、ごく緩やかですが上昇傾向にあります。
直近の令和元年の男女の平均年収で男女の差を比較すると、男性の方が約140万円多いという結果になりました。
いずれの年も約140~160万円ほど男性の方が高い傾向にあることがわかります。

参考:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査」の一般労働者と都道府県別「福島県」のデータを基に算出
男女差の原因の1つとして、平均勤続年数が挙げられます。
女性は、結婚や出産を機に仕事から離れることが多く、男性の勤続年数の方が長くなる傾向にあります。
昇給や賞与といった年収アップは勤続年数に比例するケースが多いので、男女の差が開くことにつながっていると推測されます。
福島県の平均年収を20歳から5年ごとに分けて比較してみると、20代から50代手前まで右肩上がりで平均年収が上昇しているのが分かります。
また、25~29歳と45~49歳のタイミングで年収が50万円ほどアップしているため、この2つの時期が大きな転換点となりそうです。

参考:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査」の一般労働者と都道府県別「福島県」のデータを基に算出
福島県の平均年収を業種別に分けてみると、「電気・ガス・熱供給・水道業」の610.3万円が群を抜いて高い数字となりました。
次いで「金融・保険業」が520.9万円、「学術研究,専門・技術サービス業」が516.9万円と高い数字となっていますが、他の業種については500万円を切っています。
また、福島県の平均年収415.7万円を上回っているのは、17業種中11業種。残り6業種は福島県の平均年収を下回るという結果になりました。

参考:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査」の一般労働者と都道府県別「福島県」のデータを基に算出
総務省の「令和元年度 市町村税課税状況等の調」をもとに市町村別の平均所得を算出したところ、福島市の平均所得は311.8万円。
全国の市町村別ランキングでは、408位でした。
ちなみに、郡山市の平均所得は309.3万円(全国434位)、いわき市の平均所得は303.4万円(全国506位)でした。
※平均所得は、以下の総務省の「令和元年度 市町村税課税状況」を参考に課税対象となる所得の総額(課税対象所得総額)を納税者数で割って求めました。そのため、ここでいう平均所得は、平均年収よりも低い額となります。
参考:総務省「令和元年度 市町村税課税状況等の調」、市町村別「第11表 課税標準額段階別令和元年度分所得割額等に関する調査(合計)」をもとに算出
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/ichiran09_19.html
大熊町は福島県では唯一、平均所得が400万円を超え、2位の葛尾村に約100万円の差をつけています。
福島県内の市町村を平均所得の高い順に並べると、上位5つは以下のとおりになりました。
| 順位 | 市町村 | 平均所得 |
|---|---|---|
| 1位 | 大熊町 | 473.9万円 |
| 2位 | 葛尾村 | 378.3万円 |
| 3位 | 富岡町 | 368.0万円 |
| 4位 | 楢葉町 | 360.8万円 |
| 5位 | 双葉町 | 345.7万円 |
参考:総務省「令和元年度 市町村税課税状況等の調」、市町村別「第11表 課税標準額段階別令和元年度分所得割額等に関する調査(合計)」をもとに算出
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/ichiran09_19.html

福島県内に本社を構える企業の「有価証券報告書」のデータをもとに、平均年収が高い上位5社をリサーチしました。
それぞれの企業の本社の所在地や業種、平均年齢や従業員数についてもご紹介しています。
スポーツ用品店として成長を遂げてきた、ゼビオ株式会社の親会社。
2015年10月1日に持ち株会社へ移行して商号をゼビオホールディングスに変更しました。
スポーツ用品等小売事業は新会社のゼビオ株式会社へ吸収分割して継続しています。
参考:ゼビオホールディングス株式会社 HP:http://www.xebio.co.jp/ja/ir/library.html
東北アルフレッサは、医薬品の総合商社で、福島を中心とする東北6県に拠点を構えて営業を行っています。
医薬品・ワクチン・麻薬・血液製剤などの医療用医薬品の販売をコア事業としています。
参考:東北アルフレッサ株式会社 HP:https://www.tohoku-alfresa.co.jp/
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日東紡績株式会社は1923年に設立された企業で、各種繊維、繊維工業品、グラスファイバー製品、各種化学工業製品などの製造・加工を行っている会社です。
日本で初めてグラスファイバーの工業化に成功した企業として知られています。
参考:日東紡績株式会社 HP:https://www.nittobo.co.jp/index.html
いわき大王製紙株式会社は、新聞紙用の紙やダンボールの原紙などを製造している製紙会社です。
大王製紙グループ傘下で、「古紙を最大限活用する」というコンセプトのもと事業を展開しています。
参考:いわき大王製紙株式会社 HP:https://www.daio-paper.co.jp/
株式会社東邦銀行は、福島県の地方銀行で東北では七十七銀行についで2番目に大きい規模の銀行です。
地元重視の堅実な経営が特徴で、県内での預金シェアが高いのが特徴です。
参考:株式会社東邦銀行 HP:http://www.tohobank.co.jp/
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平均年収はあくまで、あらゆる年齢層、性別、業種の平均なので、おおよその目安として見ることをおすすめします。
転職による収入アップを図るなら、あらゆる業種に精通している転職エージェントを利用してみるのも一つの手です。
たとえ平均年収が低いエリアでも、高年収の求人を紹介してくれたり、企業との条件交渉で年収を引き上げてくれたりと、さまざまな角度から転職をサポートしてくれます。
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福島の銀行との提携に加え地元企業とも信頼関係を築いているため、大手にはない好条件・好待遇の求人が豊富です。
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医療系商社で基幹病院を担当し、医師や経営・管理部門、各メーカーとの関係構築に努める。東北に貢献したいと考え、地元の人材紹介業へキャリアチェンジ。日夜、転職希望者と企業の最高の出会いを追及している。趣味はボルダリングとダーツ。
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