転職先として人気の高い事務職ですが、それは山形でも同様です。
高年収は見込めないものの、「あまり忙しくない」というイメージから別職種からの転職希望者も目立ちます。
しかし、実のところ未経験者の転職はそんなに簡単なものではないかもしれません。
今回は、山形で事務職への転職を考えている方に向けて、事務職に転職するためのコツやおすすめの資格などを紹介します。
山形で事務職への転職をサポートしてくれるおすすめ転職エージェントもピックアップしたので、ぜひ参考にしてみて下さい。

目次

事務職は、一般的に業務のサポートを中心に行う仕事だと捉えられています。
しかし、その内容はとても幅広く、内容もさまざま。
同じ事務でも企業や部署によって仕事内容が違うので、事務を希望する方はしっかり内容を把握することが大切です。
一般事務の主な仕事は、各種資料の作成、データの集計やファイリング、来客対応や電話・メール対応などです。
社内で発生するさまざまな事務作業を担当するため、テキパキとマルチに仕事をこなせる器用さが求められます。
営業事務の主な仕事は、その名の通り営業担当者のサポートです。
具体的には商品や在庫の受注・発注・管理、営業資料やプレゼンテーション資料の作成に加え、電話・メール対応も行います。
一般事務よりも、業種ごとに専門性が必要となる仕事です。
貿易事務は、輸出入の業務が発生する企業における事務作業を担います。
具体的には、輸出入の通関書類作成や手配、納入管理、信用状の買い取り、運送便の手配などが主な業務です。
さまざまな人と関わる可能性があるため、高いコミュニケーションスキルが求められることもあるようです。
語学力(ビジネス英語など)を必須条件に入れる企業も少なくありません。
経理事務の主な仕事は、日々のお金の出納と伝票の処理です。
具体的には、現金出納、経費の精算、請求書発行、支払伝票事務、支払業務などが主な業務です。
企業の決算や借入計画といった経営にとって重要な業務に関わることもあります。
深く経理の仕事に携わるのなら、PCスキルや簿記のスキルが求められるでしょう。

DODAの調べによると、2016年の事務・アシスタント系の平均年収は322万円。
職業分類での営業・技術系・専門職系と比較するとやや低い金額です。
しかし、金融事務の347万円、貿易事務の343万円、秘書・受付の335万円などを見ると、事務職でも業種によっては平均年収が高くなる可能性があります。
希望する年収で事務の仕事の種類を選ぶのも1つの手です。
事務系の仕事では、細かい作業をミスなくこなす能力が求められます。
しかも、継続的にできなければいけません。
そのため、コツコツと小さなことでも地道にこなしていける人が向いていると言えるでしょう。
また、業務をサポートする立場にあるという特性上、機転が効いて人の手助けをするのが好きであるという特性も求められます。
逆に職人気質な人や、大味な性格の人には向いていないかもしれません。
特殊な経験・資格が必要となる職種、事務を取りまとめる管理職などのポジションで男性の事務職も増えているようですが、求人のほとんどが女性を想定したものです。
粘り強く探せば男性向けの求人を見つけられる可能性もありますが、事務職未経験の男性の転職は難しいでしょう。
ただし、先に挙げたような突出した要素を持っている方や事務に活かせる資格を保有している方であれば大いにチャンスはあります。

ここで紹介する資格は実務に役立つだけでなく、自分の技能を履歴書や面接でアピールする材料にもなります。
事務職への転職を希望する方は取得しておいて損はないでしょう。
ここでは、事務に活かせる資格をピックアップし、取得難易度、学習の費用、学習期間、試験回数などを紹介します。
あくまで目安として参考にしてください。
簿記に関する技能を検定して証明する資格で、経理や財務を扱える事務系鉄板の資格です。
一般的には3級を取得していればある程度の業務をこなせますが、キャリアアップを目指す人は2級以上の取得にチャレンジしましょう。
ただし、2級以上の取得は難易度がぐっと上がるので、相当な努力が必要です。
人間力を磨くことに重きを置いた資格です。
ビジネスマナーの基本を抑えることができるだけではなく、社会的にも認知度が高い資格なので取得しておいて損はありません。
まずは登竜門といわれる3級からの取得がおすすめです。
節税と税金、投資やローン、不動産や保険等あらゆるお金関係の知識が身に付くため、プライベートにも役立つと人気の資格です。
取得難易度はやや高めですが、ビジネスシーンでも大いに活用できる資格であるため、強みにもなります。
金融・保険業などで優遇される傾向にある資格なので、キャリアアップを目指す方におすすめの資格です。
MOSはマイクロソフトが認定するWordやExcelの技能を証明する資格です。
PCが必須の現代の事務職において、面接時のアピールだけではなく、実務にも活かすことができます。
集中的に勉強すれば比較的短期間で習得できるのがおすすめポイントです。
事務系にかかわらず、転職では実務経験が重視されるのが一般的な傾向です。
なぜなら、企業は中途採用では即戦力人材を求めているから。
しかし、未経験でも企業が求めるスキルや素質を満たしていれば、転職のチャンスは十分にあります。
未経験で事務への転職を希望するであれば、経験者以上に事務に必要なスキルを磨いて自分の市場価値を高めることがポイントになります。
応募する事務の種類にもよりますが、コミュニケーションスキルやパソコン操作、ITスキル、簿記のスキルなどが挙げられます。
資格を取得して、事務に適した能力を持っていることをアピールするのも効果的です。
未経験でも企業が求める必須の資格を取得していれば、取得していない応募者と比べて差別化できますし、採用の確率を上げることもできます。
ありきたりな志望動機では、未経験ならどうしても経験者よりも不利になってしまいます。
しかし、「なぜその企業の事務をやりたいのか」という明確、かつ強い志望動機が記載されていれば、採用率はアップするでしょう。
自分の言葉で、具体的かつ、力強い志望動機にすることが。
以下に例文を紹介します。
学生時代の職場体験から、事務職に魅力を感じ○○○の資格を取得しました。
特にPCでの計算や入力、数字の処理が好きで、現在は日商簿記○級の資格取得を目指しています。
その他、業務に必要な検定資格には積極的に挑戦していきたいと思っております。
貴社は社員一人ひとりの責任感が強く、顧客が安心して業務を依頼している印象を受けました。
私も社会に貢献する貴社の一員として、顧客に魅力的な商品を提供し、トップクラスのサービス提供を心がけたいと考えております。
応募した企業に受かる確率を上げたいなら、面接のトレーニングは必須。未経験ならなおさらです。
面接を受ける企業についてよく研究をし、業種や業態に合わせた受け答えの練習や、自己PRなどの練習を行いましょう。
また、服装やメイクについても、面接を受ける企業や事務の業種のカラーに合わせることで、採用担当者に与える印象もアップします。
例えば、内勤がメインならナチュラルメイクで清楚な印象に、受付や案内、秘書がメインなら明るめで綺麗なメイクにして元気な印象を与えるといった具合です。
ここまでさまざまなコツを紹介してきましたが、自分一人で事務への転職活動を進めるのは容易ではありません。
「履歴書や職務経歴書、面接のアドバイスが欲しい」「自分に合った事務職の求人を紹介してほしい」という方には、転職エージェントへの登録がおすすめ。
転職エージェントは転職活動で発生する手間や面倒をサポートしてくれるサービスで、無料で利用することができます。
応募書類の添削や面接対策、入社日の調整や年収の交渉なども引き受けてくれます。専任の転職アドバイザーが相談に乗ってくれるので、自分一人で悩むよりも良い結果につながります。
事務の仕事は非常に人気が高く、倍率も高いためなかなか仕事を見つけるのが難しい場合もあります。
そんなときは、もう少し視野を広げて「事務系の仕事」ということで事務に近い職種もリサーチしてみることをおすすめします。
もしかしたら一般事務よりも自分に向いている仕事が見つかるかもしれません。
山形の事務系の求人はコチラから
企業に来訪した顧客に最初に接して、応対や案内や取り次ぎが主な業務です。
代表電話への対応や、企業によってはお茶出しなどの接客を行う場合もあります。
企業の顔として来訪者に印象を与える仕事ですので、高いビジネスマナーやホスピタリティが求められます。
近年では企業のほかに、オフィスビルやショッピングセンター、百貨店やアミューズメント施設などのインフォメーションとしての求人も増えており、活躍の場は広がっています。
コールセンターのスタッフは、顧客への電話対応を中心とした業務を行う仕事です。
大きく分けて製品の案内やアンケート等の電話を発信するアウトバウンドと、注文受付や問い合わせ対応を行うインバウンドの2種類に分けられます。
声のみの対応ですが、企業の顔として明るく親切丁寧に対応できる方が向いているといえます。
近年ではアウトソースする企業も増えていることからニーズが高まってきている仕事です。
未経験でも教育体制が整っているところが多く、事務のような仕事を探している方にはチャンスかもしれません。
秘書とは、重要な職務を務める人の周りで機密の事務・補佐を行う業務です。
業種によって仕事内容は異なりますが、共通する点は上司の業務を補佐して、本来果たすべき内容に専念できるよう、きめ細かなサポートを行うことです。
具体的にはスケジュール管理や電話・メール対応、情報管理から身辺の環境整備等を行います。
高いレベルでのビジネスマナーやコミュニケーション能力、ホスピタリティ、パソコンスキル、幅広い知識、場合によっては語学力等も必要になってきます。
資格があると技能の証明になりますので、秘書を目指す方は取得しておくと有利です。
医療事務とは、医療に関する事務や経理を病院・クリニックなどで行う仕事のことをいいます。
資格が必須のイメージがありますが、実は医療事務の資格は民間資格で、ある程度の知識の証明にはなりますが必須ではありません。
仕事内容としては、主に受付窓口やレセプト(診療報酬明細書)の作成を行います。
医療現場という特性上、機械的に仕事をこなすだけでなくホスピタリティやコミュニケーションが重視されており、人と接するのが好きな方には一般の事務よりも向いている可能性もあります。
未経験でも応募できる求人もありますので、事務系の求人を探している方は狙ってみるのもおすすめです。
事務への転職をこだわる方も多くと思いますが、比較的求人は少なめ。
特に事務未経験の男性は、事務職への転職は難しいでしょう。
山形で事務職としての転職を成功させるためにも、今回紹介したポイントをしっかり押さえておきたいところです。
また、事務職に近い職種も頭に入れながら転職活動を進めることで、新しい発見があるかもしれません。
「転職活動をする時間がない」「良い求人を探せない」という方は、事務職の求人が多い転職エージェントを利用してみてはいかがでしょうか。
優良求人を紹介してくれるだけではなく、転職活動で発生するさまざまな面倒や手間を無料でサポートしてくれるのでおすすめです。

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愛知県出身。大手証券会社、半導体商社の営業を経て、総合人材サービス会社へ入社。 仙台支店での勤務後、大型派遣案件の企画から運用に従事。その後、会社の中核を担う“正社員”のサポートに携わりたいという思いが強くなり、ヒューレックスの設立に参画する。 17年余りにわたるコンサルタントの経験の中で3,000名を超える方々をサポート。個々人の”キャリア”だけでなく”価値観”を大切にしている。
愛知県出身。大手証券会社、半導体商社の営業を経て、総合人材サービス会社へ入社。 仙台支店での勤務後、大型派遣案件の企画から運用に従事。その後、会社の中核を担う“正社員”のサポートに携わりたいという思いが強くなり、ヒューレックスの設立に参画する。 17年余りにわたるコンサルタントの経験の中で3,000名を超える方々をサポート。個々人の”キャリア”だけでなく”価値観”を大切にしている。
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