地域の転職情報 | 2020年7月28日

茨城の正社員求人が狙い目!転職市場の変化とおすすめ業界【2020年版】

2020年、新型コロナウイルスの影響によって経営悪化に陥る企業が増えたことで、安定した企業で正社員になりたいと考え始めている人が多いのではないかと思います。しかし、その一方で先行き不透明な現状が不安で、ためらっている人も一定数存在します。
茨城県はここ数年求人数が増加していましたが、2020年現在転職市場はどのように変化しているのでしょうか。今回は茨城県の転職市場と、正社員求人を応募するときに押さえておきたい情報を紹介していきます。

1.茨城県の正社員求人事情

茨城県で正社員の求人を探す前に、求人数や倍率をチェックしておくと転職活動の難易度がなんとなく理解できます。気になる県内の年収事情についても調査を行いました。

有効求人倍率は全国水準よりも高い

有効求人倍率、求人・求職の推移(茨城)

画像引用:茨城労働局 一般職業紹介状況 記者発表

茨城労働局が毎月発表している一般職業紹介状況調査によると、令和2年5月における茨城県の有効求人倍率は1.36倍。全国平均は1.20倍でした。茨城県の求人倍率は比較的高く、それだけ求人数が多いことから求職者にとっては有利な環境といえます。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で茨城県の求人倍率の減少傾向が続いていますが、緊急事態宣言解除後には回復が期待されています。

有効求人倍率は関東で堂々の2位

有効求人倍率ランキング(茨城)

令和2年5月の都道府県・地域別有効求人倍率(新規学卒者を除きパートタイムを含む)を見ると茨城県は東京都の次で高い位置につけています。4位以下と大きく差をつけていて、求人を見つけやすい環境といえます。

エリア別では水戸・土浦が狙い目

エリア別有効求人倍率ランキング(茨城)

茨城県で有効求人倍率が1.00を超えているエリアのランキングがこちらです。県庁所在地であり、大手企業の茨城支店や営業所が多く展開している水戸市以上に有効求人倍率が高いのが、県南部に位置する土浦市。

東筑波新治やテクノパーク土浦北、土浦おおつ野ヒルズ、神立などの工業団地を展開しているところが土浦市の特徴です。つくば駅から約10kmの距離にあり、アクセスも決して悪くなく、おすすめできます。土浦市は積極的に企業誘致も行っているため、今後ますます採用が活発になっていくかもしれません。

平均年収は全国的に見ても高め

厚生労働省が実施した「令和元年賃金構造基本統計調査」によると、茨城県の平均賃金は約298.7万円で全国11位。関東圏では東京、神奈川、千葉、埼玉に続きます。千葉や埼玉とは大きな差がなく、安定した収入を期待できる可能性が高いです。

2.業種別にみる茨城県の正社員求人

茨城県にはさまざまな業種の企業が求人を出していますが、そのなかでも需要が多い業種や狙い目の業界を紹介していきます。

有効求人数における正社員比は増加傾向

茨城労働局では全体の有効求人数に対する正社員構成比を公表しています。2020年1月の時点では正社員比率は43.4%ですが、5月までは右肩上がりで46.3%に達しました。新型コロナウイルス騒動が落ち着いたらもう少し増加するかもしれません。

正社員比率が高いのは建設・IT業界

産業別一般新規求人状況

参考:茨城労働局 一般職業紹介状況 記者発表(p.7)

業種別の求人数(全数)と正社員採用の求人数(常用雇用)を比較してみると、求人数そのものは卸売・小売業が最も高いことがわかります。しかし、それに対して正社員採用数は少なく、反対に情報通信(IT)業や建設業は正社員構成比が80~90%に達しています。正社員を目指すのであれば、求人数だけではなく正社員の構成比率を見ながら業種をしぼるのもひとつの手です。

メーカーが続々進出している茨城県

茨城県では企業の誘致を積極的に行っていますが、最近は工場立地だけではなく研究所や本社移転の呼びかけも活発に行っています。2018年の工場立地動向調査で茨城県は進出企業数は全国第一位で、進出企業には積水化学工業や高砂熱学工業などのメーカーが実績としてあります。今後、茨城県への企業進出が進むことで求人数が増加する可能性大です。

従業員100名以下の中小企業が多数

従業員数別の求人数(茨城)

参考:茨城労働局 一般職業紹介状況 記者発表(p.7)

茨城労働局の調査結果を見ると、求人を出している企業の半数以上が中小企業であることがわかります。そのため、茨城県では中小企業のほうが求人を見つけやすいようです。中小企業は会社によって社風や労働条件が大きく異なりますので、よく比較して応募先を絞り込みことをおすすめします。

4.未経験者が正社員になるためには

転職活動を考えている方のなかには、未経験で新しい業界に飛び込みたいと考えている人もいるかと思います。そのような方に向けて押さえておきたいポイントを紹介します。

専門職は経験と資格の有無が重要

茨城県では情報通信(IT)業や建設業の正社員構成比が高く、正社員採用を目指したい人には狙い目です。しかし、エンジニアをはじめとする技術職・専門職は経験と資格の有無を重要視されていることが多いものです。まれに未経験者歓迎の求人もありますが、そういったところには応募者が殺到する傾向にあります。求人数が多く、競争率が低い中小企業であれば狙い目かもしれません。

卸売業と小売業が茨城県では狙い目

前章で紹介した通り、卸売業と小売業は茨城県内の求人数が多く見られます。このふたつの業種は営業や接客の求人が多く、未経験OKでも受け入れられやすいため、新しい業種に挑戦してみたい方におすすめです。

アルバイト経験を履歴書でアピール

もし正社員経験がなくても、履歴書の職歴が空欄になっているとややさみしい印象を受けます。その場合はアルバイト経験でも構いませんので、応募先企業で役に立ちそうな経歴を記入しておきましょう。

4.【職種別】おすすめ正社員の求人紹介

ここからは茨城県で狙い目の業種や人気の高い業界の求人を紹介します。

メーカーの求人(求人が多い)

茨城県にはメーカーの求人が充実していますが、中小から大手まで幅が広く、どこに応募したらいいのか迷ってしまうことも。ヒューレックスでは地元で評判の高いメーカーの求人を多数扱っています。
メーカー系の求人一覧を見る

ITの求人(経験者におすすめ)

経験をお持ちの方であればIT業界がおすすめです。茨城県におけるIT業界の求人は決して多くはありませんが、ヒューレックスであれば大手や優良企業の求人をいくつか扱っています。
ITエンジニア・Web関連職の求人一覧を見る

小売の求人(正社員の求人が充実)

求人数が多い小売業界は正社員未経験の方にもおすすめです。小売業界はスーパーマーケットやコンビニ、量販店と非常に幅広く、企業によって条件がまったく違ってくるので、よく比較して自分に合うところを探してみてください。
小売・サービス系の求人一覧を見る

5.まとめ

茨城県の正社員求人倍率は関東圏内でも高く、比較的正社員を目指しやすい地域であることがわかりました。エリアや業界によっては、未経験者でも正社員になれる可能性が十分にあります。しかしながらコロナ禍が続くなか、求人倍率が下がっていることも事実。これから転職活動を始める人は、充実した求人情報とサポートを提供・提案してくれる転職エージェントの利用がおすすめです。

転職エージェントのヒューレックスでは茨城県の転職市場を熟知した転職コンサルタントが一人ひとりに最適なサポートを行っています。茨城県で正社員を目指す人は、ぜひ地元密着型の転職エージェントに登録してみてはいかがでしょうか。
>>茨城に強い転職エージェントに無料会員登録をしてみる

コメントを見る

RECRUITおすすめ求人

COMMENTコメント

コメントする場合は下記のフォームに必要事項を入力してください。