履歴書・職務経歴書 | 2018年10月3日

履歴書を書く前に覚えておきたい基礎知識まとめ

この記事を書いた人

コンサルタント

高野 翼

東京のTV番組制作会社、インターネットメディアといったマスコミ業界で研鑽を積む。その後、東北へのUターンをきっかけに人材紹介業へキャリアチェンジ。「心から満足できる出会い」を提供するため日々奮闘している。趣味は野球、サッカー。

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履歴書は、書類選考の結果を左右する大切な書類。

書く内容はもちろん、履歴書の選び方から提出方法まで、細かいところまでしっかりチェックする必要があります。

今回は、転職活動を開始する前に知っておきたい「履歴書の書き方」を紹介します。

しばらく履歴書を書いていないという人でも、この記事を読めばもう安心です。

項目別の書き方はこちらの記事


職務経歴書の書き方はこちらの記事

1.履歴書の選び方

使用する履歴書は、市販のものでもPCからダウンロードしたものでも問題ありません。

ただし、求人情報誌に付いているペラペラの履歴書は避けた方が良いでしょう。

B4サイズとA4サイズが2枚重なった履歴書もありますが、指定がない限り、どちらを選んでも問題はありません。

履歴書のダウンロードはこちらから

JIS規格の履歴書が基本

転職活動では、JIS規格(日本工業規格)の履歴書を使うのが一般的。

JIS規格の履歴書は、基本情報にはじまり、学歴や職歴、資格、免許、志望動機、本人希望欄で構成されているB4サイズのものです。

「どんな履歴書を選べばいいか分からない」という方は、JIS規格の履歴書を選びましょう。

派生版の履歴書でもOK

企業から指定がなければ、派生版の履歴書を使用しても問題はありません。

派生版の履歴書は、JIS規格と比較して「学歴・職歴」欄が狭い代わりに、以下のような項目が追加されています。

  • 趣味
  • 特技
  • 長所・短所
  • 健康状態
  • 志望動機
  • 自己PR

キャリアとは別軸でアピールすることができるため、職歴が浅い人や経歴に自信がない人におすすめです。

2.履歴書作成時に必要なもの

履歴書を作成するにあたって、「ペン」「証明写真」「封筒」は必ず用意しなければなりません。

履歴書を作成する前に、どのようなものを準備すればいいのでしょうか。

気を付けなければいけないポイントも合わせて確認しておきましょう。

ボールペンは黒の0.5mmか0.7mm

履歴書は必ず黒か青のボールペンで作成しましょう。

ペン先の太さは0.5㎝か0.7mm、色は黒がベスト。特に油性タイプのゲルボールペンが人気のようです。

ただし、消せるボールペンは絶対にNG。消せるボールペンで作成した書類は、後から内容を書き換えられるため正式な文書として認められません。

証明写真の裏には名前を書く

証明写真の写り方次第で、採用担当者に与える印象は大きく変わります。そのため、髪型や服装には十分に気を配りましょう。

撮影時の服装はスーツで、男性ならネクタイは必須です。

少し割高ですが写真館にお願いすれば、光や角度を調整してきれいに撮ってくれるのでおすすめです。

写真のサイズは縦4.0cm×横3.0cmが一般的。セロテープや両面テープではなく、糊で貼り付けます。

また、はがれてしまったときのことを考え、写真の後ろに氏名を書くのがマナーです。

「茶色」ではなく「白」の封筒を

履歴書を郵送、もしくは手渡しするときに封筒は欠かせません。

履歴書を二つ折りにして、白い封筒に入れるのがマナーです。

3.履歴書作成時の心構え

人事担当者は履歴書を隅々までチェックしているので、履歴書作成時は不備がないよう細部まで気を配りましょう。

応募企業によって手書きかPCか決める

履歴書は、手書きで作成するのがベターです。

PCで作成した履歴書も企業では受け入れられつつありますが、それでもまだ「手書き」志向は根強く残っています。

特に、地元企業や大手企業は「手書き」に熱意や努力を感じる傾向が強いので、迷ったら手書きで履歴書を作成しましょう。

修正液は絶対NG

いかなる場合も、修正液の使用は厳禁です。

どんなに些細な書き損じであっても、必ず1から書き直しましょう。

前述したとおり、消せるボールペンの使用もNGです。

履歴書の使いまわしは厳禁

志望動機や自己PRは応募先企業に合わせなければいけないので、履歴書の使い回しはおすすめしません。

履歴書を作成する手間はかかりますが、1からしっかり作成しましょう。

いかなる情報も正確に

基本情報や職歴、資格などの情報は、間違いのないように書きましょう。

特に、入学・卒業年度や資格取得年月は忘れてしまいがちです。

経歴や資格、学歴の詐称は言語道断です。私文書偽造で罰せられることもあるので、必ず正しい情報を記入しましょう。

年号は西暦・和暦で統一しよう

生年月日や学歴・職歴、免許・資格欄では年号の記載が必要です。

西暦でも和暦でも問題はありませんが、履歴書内で必ず統一しましょう。

西暦・和暦対応表

5.履歴書のチェック

すべての項目を書き終えたら、チェックを行いましょう。

丁寧さや、正確さをチェックしている担当者もいるので要注意です。

履歴書のチェックは「念には念を」

誤字・脱字や数字の間違いには気を付けてください。

完璧と思っていても、何度か読み返すうちにミスや間違いに気付くことがあります。

最後まで納得できるように、何度も読み返しましょう。1日空けて読み返すと、ミスを見つけやすくなります。

第三者に読んでもらう

自分で読み返すと、どうしても先入観にとらわれてしまうので、家族や友人など信頼できる第三者にチェックしてもらいましょう。

コピーは必ず取ろう

履歴書が完成したら必ずコピーを取りましょう。

確認用に持ち歩いて、面接前に目を通しておけば志望動機や自己PRの復讐にもなります。

これで完璧! 履歴書チェックリスト

履歴書が完成し、チェックが終わったらいよいよ最終確認。

チェックリストを使用して、ミスがないかどうかしっかりチェックしましょう。

 

7.まずは基本をしっかり押さえることが重要

履歴書の選び方や書き方はさまざまです。1つひとつ覚えるのは大変ですが、ルールやマナーを守ることで選考通過にぐっと近づきます。

また、履歴書の作成を通して自分自身のキャリアやスキルを見直すこともできるでしょう。

完成した履歴書に自信が持てない人は、転職エージェントのアドバイザーにチェックしてもらうという選択肢もあります。

履歴書の添削をしてくれるだけではなく、役に立つアドバイスもくれるのでおすすめです。

「自分一人ではどうにもできない」という方は、転職エージェントに登録してみてはいかがでしょうか。

 

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高野 翼

東京のTV番組制作会社、インターネットメディアといったマスコミ業界で研鑽を積む。その後、東北へのUターンをきっかけに人材紹介業へキャリアチェンジ。「心から満足できる出会い」を提供するため日々奮闘している。趣味は野球、サッカー。

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